>>コーポラティブハウス形式の住まいづくり
こちらはコーポラティブハウス形式で建てられた集合住宅の一住戸です。
敷地の中では奥まった南西に位置しており、日当たりがよく、落ち着いた雰囲気です。
途中、外壁位置変更の関係で一度決まったプランをリセットして、1からやり直すというアクシデントもありましたが、
住まい手と2人3脚で約2年近く、プランから仕上げ、設備と細かく決めていき、最終的に満足いくものになりました。
>>螺旋階段を生かして
当初からメゾネットで予定されていたこの住戸は階段の位置が一番のポイントでした。
外壁ラインが雁行していることから、その部分に階段を入れるのがベストと判断し、LとDの一部に配置しました。
螺旋階段は床面積としては最もコンパクトに納まり、視覚的にも軽い為、LDの広がり感を持ちつつ、インテリアの
アクセントになっています。
インテリアは明るめの色の床材にコクのある色目の建具や家具などで、単調にならずに、すっきりとまとまっています。
>>風の抜ける住まい
この住戸は5階と6階のメゾネットであり、5階の南面バルコニーに面した開口からの風は、階段を通して抜けていきます。
また、6階には北側と南側に大きなルーフバルコニーがあり、両側のサッシを開くと風が抜け、まさにWindStreetです。
集合住宅にありがちな、風通しの悪い環境とは無縁です。
バルコニーもメインバルコニーとサービスバルコニーとメリハリを付けて使い分けています。
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